みなさんこんにちは。頭痛専門そら整体院の小坂です。
近年タバコの規制問題が議論されていて、
喫煙習慣がある人には少し住みにくい世の中になっていますよね。
今回は、タバコと頭痛についてお話したいと思います。
タバコの煙は片頭痛や群発頭痛の誘発因子の一つです。
タバコを吸わない人は、タバコの煙に対して敏感な方が多く、
頭痛を誘発してしまうそうです。
タバコの煙には、たくさんの化学物質が含まれていて、
この物質がタバコ特有の「臭い」の元になって、頭痛を誘発してしまいます。
タバコの有害な化学物質は、ニコチンやタールだけでなく、
硫化水素、アンモニアをなど数百種類から数千種類もあります。
その中でもニコチンは血管収縮作用があり、片頭痛の誘発因子の物質です。
ニコチンには交感神経を興奮させるアドレナリンと関連があり、
この作用が神経を興奮させて血管を収縮させると考えられています。
タバコを喫煙すると、血中のニコチン濃度が上昇し、血管が収縮します。
そしてタバコがなくなると、ニコチン濃度が急速に下がり、血管が拡張します。
この繰り返しが片頭痛や群発頭痛を誘発する因子となると考えられています。
頭痛で喫煙者の方はタバコをやめるしかありませんが、簡単にはやめられませんよね、、、
肺がんなど、将来のことを考えて禁煙外来など利用してみるなど、禁煙にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?