頭痛と便秘の関係

みなさんこんにちは。頭痛専門そら整体院の小坂です。

 

頭痛と便秘って関係ないと思っているかもしれませんが、便秘も頭痛も、自律神経が乱れると起こりやすくなるというつながりがあるんです。

 

自律神経とは、交感神経と、副交感神経の2つから成り立つ神経のことで、この2つが環境に応じて優位と劣位を入れ替えながら、内臓の動きや血流など、体の機能を制御するのが自律神経です。

 

それがストレスなどで交感神経が優位になりすぎていると、体がリラックスモードになることがでず、腸の動きが悪くなり、便秘になってしまうことがあります。

 

頭痛の7~8割を占める「緊張型頭痛」は、首や肩のこりが大きな原因のひとつで、これは交感神経が優位になりすぎているときに起こりやすいと言われています。

 

そして頭痛の3割を占める「片頭痛」は、優位になりすぎていた交感神経がゆるんだときに、反動で副交感神経が優位になりすぎることが一因と言われています。

 

どちらの頭痛も、自律神経のアンバランスが引き金になっています。

 

何かとストレスが多い現代人は昼夜を通じて交感神経が優位になりがちで、便秘も頭痛も自律神経の乱れが原因のひとつになっているために、便秘と同時に頭痛が起こることがあるんです。

 

なので対策として、便秘と頭痛の両方に関わっていると考えられる、自律神経のケアから始めてみましょう。

 

自律神経は基本的に、昼間は交感神経が優位になって活動し、夜間は副交感神経が優位になって休息するのが理想的な形なので、夜は体をしっかり休息モードにしましょう。

 

そのためには

1・寝る3時間前までに夕食を済ませること。

2・寝る前にパソコンやスマホは見ないようにすること。

3・寝る1時間前にお風呂に浸かり体を温めておくこと。

   一度しっかり体温を上げることで、寝る頃に急速に体温が下がり、質の良い睡眠を

   得やすくなります。

 

これで自律神経のバランスが整ってきます。

 

便秘と頭痛改善にも効果が期待できるのでトライしてみてくださいね。