皆さんこんにちは。頭痛専門そら整体院の小坂です。
コロナ禍になって、マスク頭痛という言葉を聞くようになったと思います。
原因は、酸素が減り二酸化炭素が増えた呼気がマスク内にたまり血液の中の酸素が少なくなり二酸化炭素が増え、より多くの酸素を体内に供給できるように血管が拡張します。
その結果脳内の血管が拡張し、それが頭痛を引き起こしてしまいます。
そして、マスクのひもが耳に負担をかけてしまい頭痛を引き起こすケースがあります。
ゴーグルやヘルメットを着けた時など、頭の外側から圧迫されたり引っ張られる力がかかると頭痛になることがあるように、マスクのひもによって引っ張る力がかかり、頭痛につながります。
片頭痛患者さんの中には、通常は痛みとして感じられないようなわずかな触覚刺激などを痛みと感じる「皮膚アロディニア」という症状が見られ、眼鏡やピアス、耳にかけるマスクのひもなど、わずかな刺激がきっかけとなり片頭痛につながってしまうことがあるそうです。
最近では、着けた時の不快感を減らすためにいろんな工夫がされたマスクが登場しています。ひもの長さを調節できるアジャスターがついているマスクや、耳にかけずにひもを留められるバンドなど、ひもによる耳への負担を軽減する効果があります。
触ると冷たさを感じる冷感マスクは、顔の温度の上昇やそれによる不快感を軽減してくれますし、マスクの中に空間を作り、息苦しさや蒸れを改善できるインナーフレームも登場しています。
これらを上手に使って頭痛予防してみてください。