頭痛の見分け方

皆さんこんにちは。頭痛専門そら整体院の小坂です。

 

 

頭痛は、日本人の4人に1人が悩むと言われるほど身近な症状で、肩こりなどからくる緊張型頭痛や、寝込むほどの痛みが定期的に出る片頭痛が知られています。

 

緊張型頭痛は、肩や首の筋肉が緊張して血行が悪くなるコリや、精神的なストレスが原因で起こり、頭を締め上げるような痛みが特徴です。

 

緊張型頭痛は頭や首の筋肉の血管が収縮することによって起こりますが、それとは反対に、脳の血管が拡張することで起こるのが片頭痛です。

女性に多く見られ、ズキンズキンと脈打つような、頭の片側の強い痛みで吐き気・嘔吐を伴って寝込むこともあります。

 

片頭痛は、光や音のような刺激や、天候など環境の変化に反応して起こることが多いという特徴もあります。

 

片頭痛と緊張型頭痛は、ある程度は素人でも区別することが可能で、痛みが出ているときに頭を下げてみてください。

おじぎをすると頭に血がのぼり、脳に軽いうっ血が起こります。

緊張型頭痛では、頭の血管が収縮して血行が悪くなっているので、頭を下げても痛みの変化はほとんどありませんが、片頭痛は脳の血管が広がって起こるので、痛みの最中におじぎをするとさらに頭に血がのぼって痛みが悪化します。

 

おじぎのほかにも、体を動かすなど動いたときに痛みが増すのが片頭痛の特徴です。

体の動きに対して非常に敏感になっているので、片頭痛が起きているときは、運動やマッサージを避けてくださいね。