巻き肩と猫背の違い

皆さんこんにちは。頭痛専門そら整体院の小坂です。

 

巻き肩と猫背、似ているようですが大きな違いがあります。

 

猫背は、背中が丸まった状態になり、背骨に沿って身体の縦のラインが丸まっています。

一方の巻き肩は、肩が丸まった状態になり、身体の横のラインが丸まっています。

 

最初は、巻き肩だけだったのにいつのまに背中も丸くなり、猫背になってしまうケースも見られます。

 

猫背と巻き肩は、ともに長時間休憩を取らずに同じ姿勢でデスクワークや家事などを行う方に多くみられます。

 

デスクワークを行っている時、長時間同じ姿勢で筋肉が収縮したままになっていると、筋肉の血流が悪くなり、その状態で固まってしまいます。

 

巻き肩になってしまうと、肩甲骨周辺の筋肉に負担がかかり、肩こりを引き起こしてしまいますが、肩こりだけでなく連動している周辺の筋肉にも負担をかけてしまい、腰や首の筋肉も硬くなり、腰痛や首の痛み、頭痛、眼精疲労にもつながる恐れがあります。

 

また、胸元の筋肉が硬くなることにより、肋骨が広がりにくくなり、息苦しさといった症状も出現する場合もあります。

 

デスクワークを長時間行っている場合は、30分~1時間に一度伸びをするなど、適度に休息をとり、身体を動かして下さい。

 

巻き肩になると、胸の奥にあるインナーマッスルが凝り固まり、肩甲骨が前に引っ張られてしまいます。巻き肩の改善には、姿勢改善とあわせて簡単なストレッチで筋肉を伸ばしましょう。

普段からストレッチなどを取り入れて巻き肩を改善していきましょう。