皆さんこんにちは。倉敷の頭痛専門そら整体院の小坂です。
頭痛が突然出てしまい、とりあえずはどうにかしたい時に有効なのが「頭痛薬」ですよね。
ただ頭痛薬にも色々な種類があります。大まかにはこのようになっているので参考にしてみてください。
・非ピリン系鎮痛剤
ロキソニンやイブなどに含まれるロキソプロフェンやイブプロフェンがその対象になります。
痛みの原因であるプロスタグランジンというのを作らせないようにする効果があります。そのため痛みが長引いている場合は効きが悪くなることもあるので、痛みを感じ始めた時の服用が良いです。
また胃の粘膜を保護する作用もあります。そのため胃痛などの副作用には注意が必要です。
・ピリン系鎮痛剤
非ピリン系よりも鎮痛作用が高いです。
市販薬では唯一、安全性が比較的高い成分が使用されています。
商品としては他の鎮痛剤やカフェインを一緒に配合して販売されているのがほとんどです。
ただ非ピリン系と比べると薬剤アレルギーを起こす可能性が高いのでアレルギー体質の方には注意が必要です。
・漢方薬
鎮痛剤としては少ないですが、頭痛に効く漢方もあります。
緊張型頭痛は筋肉の緊張が原因のことが多いですが、「葛根湯」は筋肉の緊張をほぐす効果があります。
また偏頭痛には血のめぐりを改善するゴシュユトウというのが効果的です。
漢方は薬の効果が重なるわけではないので、他の鎮痛剤とも合わせて使用できるのが特徴です。
胃に負担の少ないのも大きなメリットですので、副作用がきになる方は試してみてはいかがでしょうか。
以上のように大きくは3つに分類されるので、ご自身にあった薬で突然の頭痛に対応してみてください。
ただ漢方以外は飲みすぎると、薬物乱用頭痛にもなりますので、くれぐれも注意してくださいね。